一般質問(平成22年)-2年目
一般質問(平成22年)-議員2年目
平成22年12月議会
問 協働のまちづくりをどう進めるのか。
答 小学校区単位の地域組織を構築したい。
問 協働のまちづくりは、具体的に一歩踏み出す段階に来ているので
はないか。
市長 小学校区単位の地域組織の構築を進め、地区で発生した重要課
題に対して総合的に意思決定できる体制を整えたい。
問 市民合意を進めるやり方に事業ごとに色合いが異なる。御牧乃湯
の銭湯的改修や田中保育園の用地選定では問題を残したのではないか。
市長 3万2千の市が4つの温泉施設を持つということはこれまで
様々な議論がされてきた。田中保育園の場所選定は民主的に進めている。
問 最近B級グルメが注目を集めている。市の取り組みはどうか。
市長 外部のアドバイザーによる食の掘り起こしプロジェクトに取り
組んでいる。
問 食の掘り起こしプロジェクトだけでは限界があるのではないか。
地域おこしの運動との連携が必要だ。
市長 とってつけたということではなく、東御市に根っこを張ったB
級グルメを育てて行きたい。
* この他東御清翔高校の就職支援、平成24年度からの介護保険料引
き上げ、環太平洋連携協定(TPP)についても質しました。
平成22年9月議会
問 舞台が丘整備計画の推進状況はどうか。
答 本館は来年夏着工、最終的に25年度完成予定だ。
問 舞台が丘整備の現状はどうか。市民の集まる場所にコーナーを設
け情報発信したらどうか。御牧の湯建設ではカラオケや将棋など市民の要
望にも耳を傾けるべきだ。
総務部長 本庁舎は来年6月頃から増築棟の工事に着手。今年度中に
は仮事務所の工事を行う。その他の施設も25年度中には完成させる予定
だ。
市長 舞台が丘コーナーは検討したい。使う側からの意見をいただき
たい。御牧の湯は交流スペースを設けたいが、カラオケは考えていない。
問 市職員による不祥事が相次いでいる。管理者のマネジメントが不
十分だったのではないか。
総務部長 市民の皆さんにお詫びしたい。職員間のコミュニケーショ
ンが機能していなかった。服務規律と綱紀粛正に努めたい。
問 指定管理者制度は公(おおやけ)の施設に民間のノウハウを導入
し、経費削減とサービス向上を目的に導入されたが公募の現状はどうか。
総務部長 現在36施設を17団体に委託している。公募は4件だ。
問 上田市は公募が原則だが、当市は申請方式だ。決めるのも市の職
員だ。これで改革が進むのか。
市長 公募になじまない環境の中で作り上げたものがある。その結果
として非公募が多くなったことをご理解いただきたい。
異常気象でぶどう農家は経営危機に陥っている
問 今年の異常気象で親子ぶどうが大半で、ぶどう農家は経営危機に
陥っている。市の対応策はどうか。
産業建設部長 巨峰は当地の基幹作物だ。施設化や新品種への切り替
えを進めたい。具体的な支援策はさらに検討したい。
平成22年6月議会
問 土地開発公社の不良資産処理をどうする。
答 市の買戻しと実勢価格での販売に努めたい。
問 土地開発公社の保有資産53億円をどう処理するのか。その要因と
責任はどこにあるのか。
副市長 処理方法は3つ。市が先行取得を依頼した物件は今後8年間
で買い戻す。コメリやベイシアへ賃貸している土地は賃貸料収入で簿価の
償却を進める。住宅団地は実勢価格まで引き下げ販売に努め、評価損6億
円は市が補填する。バブル崩壊は不可抗力だ。魔女狩りをすべきではな
い。
問 不良資産問題とは市が新たに借金を背負うことだ。首長の判断だ
けで土地を購入するという「先行取得」に問題はなかったのか。
副市長 不良資産は11億円程度だ。当時は先行取得は有効だった
が、今後はニーズに応じて取得していく。
問 ぜひその通りやってほしい。市が買い取った物件は地元住民の意
見も尊重して有効活用してほしい。
温泉施設への委託料について
問 温泉部門の赤字補填のための委託料7千万円は過大だ。飲食部門
は黒字ではないか。
産業建設部長 飲食部門の売上は公社に帰属する。
問 協定では飲食部門も委任業務に含まれているはずだ。監査でも問
題が指摘されており見直すべきだ。
産業建設部長 今後協定の見直しを図りたい。しかし飲食の売上を差
し引くと公社のやる気が損なわれる。
問 温泉の赤字は補填してもらい、飲食の黒字は公社のものというの
は納得が得られない。
市長 振興公社は東御市を全国に売り出す機能を担っている。経営改
革を進めており、グレーな部分はあるがご理解いただきたい。
平成22年3月議会
問 市民の生活保護申請権を尊重すべきだ。
答 肝に銘じて実施してまいりたい。
問 当市の生活保護は昨年12月までで5件と前年の半分だ。近隣3市
と比べても狭き門となっている。他の市では受理者よりも申請者が多いが
当市ではまったく同数だ。受理させる者にしか申請させていないのではな
いか。市民の生活保護申請権を侵害していないか。
社会福祉部長 法に則って適切に行っており、結果的にそうなってい
る。それぞれの事情がある。
問 市民の生活保護申請権を尊重し、親切な応対と生活保護希望者に
は申請書を交付してほしい。
市長 肝に銘じて実施してまいりたい。
問 田中駅南口振興計画には南口と関係のないもの、すでに決まって
いるコミュニティ放送局、実現性に乏しい警察署の誘致などが盛り込まれ
ている。もっとコンパクトな計画にすべきだ。
産業建設部長 振興計画は今後のあるべき姿だ。田中駅の橋上化は沿
線市町村で検討されている。東御警察署誘致は市民の悲願だ。
問 優良住宅地建設にあたっては南口周辺に限るべきではない。通学
区の問題はどうするのか。
産業建設部長 通学区の調整はこれからだ。
問 舞台が丘整備計画で住民説明会を開催してきたことに敬意を表す
る。今後設計段階に入る。さらに市民の声を聞いてほしい。
総務部長 検討委員会を作って取り組む。今後とも市民の声を聞く機
会をつくって行きたい。
問 地域における具体的合意のためのルールとして、自治基本条例を
設ける考えはないか。
市長 いまのところそのつもりはない。