一般質問(平成21年)-1年目
一般質問(平成21年)-議員1年目
平成21年12月議会
問 舞台が丘整備をどのように進めるか。
答 既存施設を活用し修復型整備とする。
問 舞台が丘整備基本構想のパブリックコメントの状況はどうか。
総務部長 17名から37件の意見が寄せられた。参考にさせていただ
く。既存施設を活用した修復型としたい。
問 5回にわたり市民説明会を行ったことを高く評価したい。説明会で議
会棟建設について話されたが、基本構想には載っていない。
市長 議会棟の建設はまだ決まっていない。さらに議論してゆきたい。
問 引き続き市民の意見に耳を傾けていってほしい。
市長 市民の意見を入れてより良い施設にしたい。
問 景気落ち込みで来年度の税収不足が懸念されているが。
総務部長 来年度の税収は10%減だ。
問 ムダや不用不急な事業を見直すため、事業仕分けが必要ではないか。
市長 今行っている改革を継続して行く。現時点で事業仕分けが必要だと
の認識を持っていない。何がムダなのかについては議論も必要だ。公開は
魔女狩りにならないか。しかし行政にとっても不断の自己改革が必要だ。
問「コミュニティ放送局を開設する意味は何か」
総務部長 防災や緊急時の情報伝達手段として有効だ。民間ではあるが行
政としても支援して行く。市民に愛され育てられる放送局としたい。
問 全国のコミュニティ放送局の3分の2は赤字だ。放送エリアは小規模
で景気も悪く環境は良くない。市民を巻き込む取組みが必要だ。
市長 これまでのラジオとは違いコミュニティの手段だ。今後市民へ情報
提供してゆく。受信機の無償配布を検討している。
平成21年9月議会
問 ゴミ堆肥化についてどう考えるか。
答 信州大学と産学官で共同研究したい。
問 ゴミ堆肥化は今年の市の重点施策になっているが。
市民生活部長 可燃ゴミのうち4割は生ゴミだ。コンポストや電気式生ゴ
ミ処理機に補助してきたが、腐敗や虫の発生などの問題がある。堆肥化は
販売先やコストなどハードルが高い。
問 生ゴミの堆肥化に取り組んでいるが悪臭や虫の発生などで断念する方
が多い。市民まかせではなく行政が責任を持って進めるべきだ。
市民生活部長 今後信州大学と生ゴミの堆肥化について共同研究を進めた
い。
問 これから研究するというのはタイミング的にずれていないか。
市民生活部長 生ゴミの堆肥化をどのレベルまで行うかが課題だ。堆肥と
して農地還元を含めて研究したい。
市長 出発してからの失敗は許されない。猶予いただきたい。
新規就農者と里親への支援を
問 金融危機の影響で県の農業育成基金が枯渇し、新規就農者への助成が
止まっているが。
産業建設部長 現在新規就農者は研修生を含め19名だ。市内ブドウ園の
13%を栽培している。育成資金は平成21年度から休止となっている。
今後、市の援助制度を再検討したい。里親の方々は負担も多く改善策を検
討したい。
問 新規就農事業が発展したのは、県の手厚い支援と就農者のために親身
になって取り組んできた里親の存在がある。しかし経営不振や家族の高齢
化などで里親制度の継続が困難になってきている。
市長 県の基金の一日も早い再開を要望している。市としてこの制度の補
完や里親制度について考えたい。
平成21年6月議会
問 新張採石場拡張は慎重を期すべきだ。
答 業者と協定を取り結びたい。
問 合併特例債は有利だと言わるが本当か。
総務部長 合併特例債は事業費の95%が借りられ、その償還金の70%
が措置される。
問 交付税は実際には平成17年をピークに減少している。
総務部長 交付税の算出の中で考慮されているが、総体的には圧縮されて
いるかもしない。交付税は平成20年度は42億円だが32年には削減さ
れ38億円になる。
問 合併特例債は必要不可欠なものに限定すべきだ。
市長 有利ということよりも必要性で判断したい。
問 市長の考える協働のまちづくりとは何か。
市長 協働のまちづくりとは行政と住民が信頼関係をより深め、一体とな
り、互いに支えあい、より良い社会の実現を目指すことだ。
問 昨年市は御牧原保育園の募集停止を唐突に通告、署名運動が起き
た。協働ということでは大変残念であった。
市長 自らの主張をはっきり語ることが重要だ。もっと早く市民をまじえ
て始めるべきであったと考える。
問 まちづくり自治基本条例」制定に向け取り組むべきではないか。
市長 そういう方向だと思うが、いまは協働のまちづくりを考え、積み重
ねてゆくことが大切だ。
問 新張の採石場拡張計画をどう考えているか。地元住民から反対の声
が出ている。
産業建設部長 採石法にもとづく意見書で意見を付して行きたい。
問 緑化が適切に行われているとは言いがたい。慎重を期すべきだ。
市長 現在の社会では資材として砂利は必要だ。
問 業者と災害防止・緑化推進についての協定を取り結ぶ考えはある
か。
市長 先方の了解が得られれば取り結び、一緒に協力して行きたい。
平成21年3月議会
問 不況の中、生活を支援するあたたかな対応が必要だ。
答 真摯に受け止め対応したい。
問 景気の落ち込みは深刻だ。特に上小地区は県内でも最悪だ。雇用に
ついてどう認識しているか。
産業建設部長 きわめて厳しい。今後緊急融資や雇用創出に取り組みた
い。
問 ハローワークは順番待ちしている人達で超満員だ。いまこそ行政の
出番だ。しかし支援策がわかりにくい、一ヶ所で用が足りない、外国人へ
の対応もまだまだ。住民の立場に立った温かな対応が必要だ。
市長 不十分な点については対応したい。対策が見えないという指摘は真
摯に受け止めたい。
問 介護保険料の改定により2千500円の引き上げられ、年額5万2
00円になるが低所得者層にどう配慮したのか。
民生福祉部長 低所得者に対しては保険料の段階区分により配慮してい
る。
問 今回の改定で介護従事者の待遇改善が図られるのか。自治体によっ
ては保険料を下げたり、一般会計から繰り入れているところがある。また
滞納者に対し介護サービスの利用を制限するのか。
市長 積立金を5千500万円繰り入れた。一般財源からの繰り入れは行
わない。
民生福祉部長 今回の改定を介護従事者の処遇改善に結びつけたい。一般
会計から繰り入れた所は近隣の状況に合わせたと聞いている。当市はこの
管内では低い方だ。滞納者については話し合いで分割納付しているためサ
ービスの利用制限はしていない。
問 市長は施政方針で住民との協働を掲げている。舞台ヶ丘再開発プロ
ジェクトがそうした考えで行われることを期待する。特例債の利用につい
てどう考えるか。
市長 策定委員会でたたき台を作成し市民と対話しながら、ガラス張りで
作成したい。合併特例債は慎重に行い、必要最小限の事業としたい。